2026年10月7日 ・ MonoHaus 編集部

親が暮らしていた家を相続したものの、遠方に住んでいて、どうするか決めきれない——そんなご家族はとても多くいらっしゃいます。大切なのは、焦って決めることではなく、決めるまでの間に家を傷ませないことと、期限のある手続きを先に済ませることです。
手放して管理の負担をなくす選択です。古い家でも、立地や状態によっては買い手が見つかります。相続した空き家を売る場合には、条件を満たせば譲渡所得から最大3,000万円を控除できる特例もあります(「3,000万円特別控除」参照)。家財の片付けや、雨漏りなど買い手が気にする点の補修は、早めに進めておくと有利です。
人が住むことで家が傷みにくくなり、家賃収入も得られます。一方で、貸す前の補修や設備の更新、入居者対応が必要です。期間を決めて貸す「定期借家契約」にすれば、将来家に戻る選択肢も残せます。
思い出の家として、あるいは将来のために残す選択です。人が住まない家は湿気や雨漏り、庭木の伸びで急速に傷むため、定期的な換気・通水・点検が欠かせません。手入れが行き届かないと、自治体から「管理不全空家」として指導を受け、固定資産税の軽減がなくなることもあります(「管理不全空家とは」参照)。
どの道を選ぶにしても、今の家の状態がわからなければ判断できません。屋根や床下、水回りの状態を写真で記録しておくと、売るときも貸すときも、ご家族で話し合うときにも役立ちます。MonoHausでは、巡回のたびに写真付きの報告をお送りしています。
本記事は一般的な情報をまとめたもので、法律・税務上の助言ではありません。制度は改正されることがあり、状況によって判断が変わります。具体的なご判断は、司法書士・税理士・弁護士などの専門家にご相談ください。必要に応じて専門家をご紹介します。
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